子供が自分に全然似ていないのでDNA鑑定から親子関係不存在が判明し俺親と共に妻を詰り離婚準備を進め酷い修羅場を経験した

最近、托卵托卵とあちこちで騒がれているが、時代や地域によっての差はあれど、血の繋がりのない家族は思いの外沢山いるのかもしれないと感じている。
身近にも、養子として子供を貰ってきて育てた親戚がいる。詳しい話を親から聞いたのは最近だ。
伯母の娘さんはまだ赤ん坊の頃に飛行機の距離の県にある施設から貰われて来たらしい。おそらくもう60を過ぎているが、伯母の葬儀の時に初めて会った。ひたすら両親の事を知りたがっていたが、回りは「今さら…」とか「育てて貰ったんだから…」という雰囲気。「死ぬまでこんな気持ちでいるんだろうな…」酔いながら一人呟いていた。葬儀後母とその方の話になったが、我が母親も、今さら…みたいな感じで話していたので「親がいて当たり前の人には分からんよ」と諭した。そんな母自身も昔、欲しいという人に貰われていったらしいが、母の母親が遠距離を歩いて取り戻しに行ったらしい。母の記憶にはない。母の兄弟には養子が何人かいるが、やはりうまくいかなくて苦労した人もいるようだ。
DNA検査なるものがポピュラー？になってきた今日、こういう問題がこれからあちこちで浮き上がってきそうな気がする。大事なものは何なのか…問われている気がする。