嫁と付き合っている時もプロポーズした時も愛してるって言った事無いんだけど言う時ってプレゼントとかあった方がいいのだろうか？

言う時ってやっぱプレゼントとかあった方がいいのだろうか？
変に構え過ぎるとダメかな？

一応簡単なスペック。
俺：34、170cm66kg
嫁：24(今年25)、165cm、痩せてて美脚、どちらかっていうと可愛い系
今年の11月22日で結婚して1年経つ。

プレゼントも考えたんだけど、あんまりアクセサリーとかしないし、
うさぎが好きだからそういうものにしようかと思ったけどぬいぐるみとか置物とか沢山あるし
こだわりあったら変なの買ってきて困らせても嫌だし…って思ってしまう自分がいる。
花とかケーキとか喜んでもらえるのかな？
プレゼント意識せずに言葉とかだけでいいのだろうか？

皆の勇気と力を貰って、今日こそは嫁に言ってくる。

レシピ本と睨めっこしながらスープを作ってたら、
11時くらいに何だか顔色の悪い嫁が帰宅。
一人でパニックになる俺。

俺「お帰り。ど、どうした？具合悪いのか？」
嫁「ただいまです…いや、その…今日から、だから…」

生理でした。
嫁、結構貧血とか生理痛とか酷いらしいから、仕事中から辛かったらしい。
今日は俺が作るから休んでていいよと言うと、目をパチパチしながら少しビックリした顔。
でも悪いし…と言ってたけど、最終的には「じゃあお願いしてもいいですか？」って笑ってくれた。

変な事しないでレシピ通りに作って、料理とケーキ運んで、深呼吸してから嫁を呼んだ。
上にも書いたけど野菜炒めと目玉焼きしか作れない俺だったから、料理見てビックリしてた。

嫁「どうしたんですか？凄く美味しそう。」
俺「あ、嫁のレシピ本見て、俺でも作れそうなものだったから作ってみた。勝手に見てごめん。」
嫁「そうなんですね、嬉しいです。あ、ケーキもある！」
俺「み、ミルクレープ、好きだったよね？」
嫁「大好きです！わざわざ買ってきてくれたんですか？有難うございます。」

凄く喜んでくれて、満面の笑みだった。
因みに俺は声が震えてたと思う。

嫁「このスープもおかずも凄く美味しいです！料理上手なんですね！」
俺「い、いや、レシピ通りに作っただけだし、少しおかず焦げちゃったし…」
嫁「レシピ通りに作れるって料理が上手って事なんだと思います。それに私おこげとか好きです。」
正直少し胡椒が多かったかもしれないし、辛いのが苦手な嫁にとっては辛かったかもしれない。

でも美味しそうに食べてくれる嫁。
俺は中々切り出せず、手に汗をかき、心臓バクバク。

俺「嫁、いつも本当に有難う。
仕事も朝早く出て夜も帰り遅いのに、家事とかしてくれて有難う。
中々手伝えなくてごめん。
嫁の料理や笑顔でいつも癒されてるし、明日も頑張ろうって思えるんだ。
今まで言えなかったけど、俺は嫁が好きだ。
これまでも、これからも愛してる。」

文字じゃ伝わらないかもしれんが、少し早口になっちまったし、声はめっちゃ震えてた。
一気に言い終わって、ポカンとしてた嫁に思わず下向いちまった。

暫く無言になったんだけど、その無音が怖くてチラッと嫁の方見たら、
ビックリした顔のままボロボロ泣いてた。
予想外の展開と反応に俺二回目のパニック。
なんかマズイ事言ったかなとか今更過ぎて怒ってるのかなとか、不安になりながら
オロオロしてたら嫁が泣きながら恥ずかしそうに笑った。

嫁「嬉しい…有難う…
言ってもらえると思ってなかったから、ビックリしちゃって…
私だけが凄く俺さんの事好きなのかなって、ほんの少しだけ不安だったから…
有難う、私も、私も俺さんの事、愛してます。」

言い終わったと思った途端涙が止まらなくなったのか
更にボロボロ泣きながら抱きついてきた。
心配させてしまってたという反省と、更に幸せにしようって気持ちになりながら頭撫でてた。

雰囲気的にはモゲたかったけど、さっきも書いた通り今日からっていう
このタイミングだったからそれは断念。
だけど嫁が寝るまで手を繋いだり頭撫でたり抱きしめたりしてきた。

皆のお陰でしっかり伝える事が出来たよ。
これからはたまにでもちゃんと嫁に愛してるって言えるよう頑張るよ。
こんなに幸せな気分になるとは思わなかった。
本当に有難う！！