目新しい料理を知ると、一度は試したくなるらしい。
まあ、普段フツメシなだけに、そう酷いことには、普段は、ならないんだけど。普段は。
盆に実家に帰ったら、叔母が来ていたんだけど、そのうちとんでもない料理(?)の話をし始めた。
「食欲ないときには、三ツ矢サイダーをご飯に掛けてたべる。
炭酸がいいのか、甘いせいか、サラサラっと入る。
他所のじゃだめ、三ツ矢サイダーが一番さっぱりしてて、甘さ加減もちょうどいい云々」
…!!! 当然、全力で話を逸らし、危険は去ったかに思えた。
そしてそれから1週間。
さっき冷蔵庫を見たら、三ツ矢サイダーが1本。会社の近くの店で見つけたんだと。
(家の回りは田舎で歩いていける範囲にコンビニなし)
炊飯器も、明日朝炊き上がりでタイマーセット済。
チェックメイト・・・
今のうちに三ツ矢サイダーのんじまえば良いんだよ。
すげえ、名案だ。
サイダーはさすがにないな。
サイダーを飲んでしまうことも考えたけど、問題の先送りにしかならないのでやめ、
腹をくくって朝を迎えました。
食卓には一口分のご飯が2人分と、三ツ矢サイダー。
白い炊き立てホカホカご飯にかけられる、シュワシュワいう透明のサイダー。
見た目は確かに涼しげ。2人ほぼ同時に口に含む。
結果:激マズ。気持悪い薄ら甘さに香料がトドメをさす、絶望的な味。
悪魔の一口をやっと飲み下した後、茶碗を洗い新しくご飯をよそいながらいう
嫁がいう言い訳を聞くに、サイダー飯に至った理由には、叔母が熱弁ふるったからだけでなく、
母が影で「妹(件の叔母)は料理上手」と繰り返したことがあるようだ。
その叔母さん、自営で忙しいから家事はほとんど娘任せのはずなんだが、
母にして見ればちょっと見栄をはりたかったんだろうな。
そんなこと知らない嫁、まじめに「夫を育てたお母さんが褒める料理上手の叔母さんが
強力推奨する味なんだから、きっと美味しいはずだし夫は喜ぶはず、サイダーに関する
自分の記憶が間違っているに違いない」と思ってしまったそうだ。
ただ、万が一を考えて一口分だけにしてみた、と。
味覚が壊れたわけでもないし、素直に反省してくれたので、次はなさそう。
スレ的にはつまらない展開になってしまったけど、自分としてはありがたい。
こんな感じでした。心配してくれたみんな、ありがとう。
そもそもホカホカご飯が間違いな気がする。
と冷やご飯に麦茶派な自分が言ってみる。
つまり冷や飯にサイダーなら旨く食べられると言いたいんだな?
よし、結果報告を待つw
>冷やご飯に麦茶
これ好きなんだけど、嫁に味覚音痴扱いされました。
普通だよね・・・
そういう嫁に向かって影で身内の料理上手自慢を繰り返すという>>897母に
ちょっと不穏なものを感じるのは穿ちすぎかね?
>ちょっと見栄をはりたかった
とやらに釘刺しておかないと、「今度は一口じゃすまねーぞ」という
嫁の警告なんじゃないのかね? ただ、嫁も非情になりきれないので一口ですませ、
なおかつ自分もつきあってみせたと。
すまんね、勘ぐってみせて。
ただなー、マズメシの中にはときどき自信満々で人を貶める奴がいてな……
元スレ:【ヨーグルトと豆腐が】嫁のメシがまずい 99皿目【出会っちゃった】
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